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2023.08.03

新型コロナ「第9波に入った」県医師会が見解 現在の感染者数は第8波の入口と同程度と想定【岡山】

岡山県の新型コロナの感染者数が8週連続で増加しています。県の医師会が8月3日会見し、「第9波」に入ったという見方を示しました。

(岡山県医師会 松山正春会長)
「1日1000人以上新規の患者が発生している。9波の入口というより、9波に入ったとみた方がいい」

県医師会によりますと、定点医療機関からの報告を元に算出すると、現在県内で1日約1000人の新規感染者が想定されるということです。これは、2022年11月上旬の第8波の入り口と同じ程度の人数であることから、松山会長は第9波に入ったとの見方を示しました。

3日に発表された速報値では、7月24日から30日までの県の1医療機関当たりの感染者数は15・43人、8週連続で増えています。松山会長は現時点では医療体制は安定しているものの、今後ひっ迫も予想されるとしています。


(岡山県医師会 松山正春会長)
「特に真庭、備中、備前が増えている。医療機関が少ないなかで患者が増えるのは非常に危険」

また、第8波では高齢者施設からの救急要請が相次いだことを受け、8月9日、県内全ての施設を対象にした相談窓口を設置すると発表しました。職員がかかりつけ医などに連絡がとれず対応に困った場合24時間体制で電話相談を受け付けるということです。

(岡山県医師会 松山正春会長)
「これからお盆でますます外出の機会が増える。マスク、手洗いをしながら接触してほしい」